担当社労士から

今は心身に障害を持っていても、意志さえあれば、いろいろなスポーツに参加することができます。マラソンもその一つです。視覚に障害があってもマラソン競技をしている方はたくさんいます。そのマラソンでは競技をする本人のほかに伴走者が一緒に走ります。テレビでも見かける機会があるので、ご存知の方もいるのではないでしょうか。お互いにロープを握って並走している模様です。伴走者は競技をする本人の目のかわりとして、ゴールまでさまざまな情報を知らせるそうです。今何キロ地点なのかゴールまで何キロなのか、周囲の状況はどうなのか、知らせることはたくさんあります。

私は障害年金を請求する当事者(本人または家族や親族)にかわり、年金請求をしています。その実情を考えると実にこのマラソンの伴走者と似ていると感じています。年金請求から受給までのゴールを目指すには、単独走では大変な時間と精神的な労力と体力を消耗します。しかし、伴走することでさまざまな情報をお知らせしてなるべく最短距離で走り、できるだけ時間と労力を消耗しないように安全にゴールまで一緒に走ることができます。それが、私の役割であり請求する本人にできることだと感じています。また請求される方はそれぞれ性別から病気の種類、そこに至る過程、障害の状態、重症度はまちまちです。そうした個々のいろいろな事情に合わせて、ゴールまで導いていくのが私の役割だと感じています。

よく相談でお話をしていると私と契約することですべて丸投げできるものと思っている方がいます。しかし私ひとりではゴールすることができません。乗り込んだら目的地まで寝ていてもついてしまう、電車とは違います。走りたくない人や立ち止まっている人を励ますことはできても、強制して引っ張ることはできません。情報をおしらせして、方向性を伝えても給水所で水をとるのか、それを飲むのかどうかは請求する当事者しかできません。診断書は私が依頼して、受け取ることもできますが、代わりに診断してもらう、受診してもらうことはできないのです。

できる範囲のことはすべて私がしますが、できないところもあると知ってもらい、最低限の時間と労力は年金請求する当事者も使うことになると理解してもらえたら幸いです。ともに走ってゴールを目指すこと、これが私の障害年金を請求するときの考えになります。

社会保険労務士
国分 和繁

プロフィール

氏名 国分 和繁
>生年月日 昭和50年5月2日
保有資格 社会保険労務士 日商簿記2級 メンタルヘルスマネジメント
業務姿勢 誠心誠意

事務所概要

事務所名 国分社会保険労務士事務所
代表者名 国分和繁
所在地 福島県福島市野田町2-8-5
電話 024-502-3250
FAX 024-502-3250